本が好きな作家が集まって、出版社を作りました。
作家自ら手を掛けた、こだわりの作品です。
然文堂は、桜坂詠恋、海月いおりによるユニットです。
然文堂の書籍は、全てKindleによる電子書籍となっており、こちらで直接書籍の販売は行っておりません。
書籍の詳細については、下記の書籍表紙をクリック、Amazonサイトにてご確認下さい。
体内で芽吹く毒。法医学が暴く、復讐の“種”
資産家・岩城幸太郎が突然の死を遂げた。
遺体から検出されたのは、青酸中毒の証拠。
しかし胃粘膜には異常がなく、毒の由来は不明だった。
捜査一課の高瀬と柴田、そしてT大法医学教室の若き教授・月見里流星が挑むのは「体内で生成された毒」という前代未聞の難事件。
家政婦・君江の告白で事件は解決したかに見えたが、真実はさらに奥深い。
冷たい菓子に仕込まれた罠、そして「酵素阻害薬」という医学知識を利用した完全犯罪。
科学と執念が交錯する中、最後に暴かれるのは人間の業と復讐の姿だった。
殺意を抱いた女と、科学を操った男、そして誰よりも無垢な「第三の手」。
その全てが複雑に絡み合い、やがて“毒の化学反応”は人の心へと及んでいく。
科学と倫理、復讐と偶然。
「人の心に積もる恨みは、誰が裁けるのか」──。
法医学×心理ドラマが融合する、知的で哀しいサスペンスミステリー。